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2016年2月3日から6月5日までミラノのレアーレ宮殿で開催される「IL SIMBOLISMO」展の主要5作品にTOL STUDIOがプロデュースするLED光源技術「TRI-R(トライアール)」が採用されました。明らかな色彩の再現と立体視を生む唯一無二の光源技術は、本展示会の総合プロデューサーである建築家のFancesca Murano氏が「光源におけるフェラーリだ!」と高い評価のコメントをよせています。

2月2日に行われたプレスカンファレンスには200名を超える媒体、ジャーナリスト、関係者が集まりました。3年にも及ぶ展示会の開催計画を経て、ミラノ市が全面的にバックアップする2016年最も注目される展示会のひとつ。

ミラノに訪れることがあれば、是非「IL SIMBOLISMO」の真髄と、TRI-Rのコラボレーションを堪能していただきたい。

<開催概要>
日時:2016年2月3日〜6月5日
場所:ミラノ レアーレ宮殿(Palazzo Reale Milano)

ミラノ・レアーレ宮殿で行われる「シンボリズム(象徴主義)悪の華」展は、芸術史において最も独創的で話題をよぶシンボリズムへのオマージュ。19世紀の終わりに発展したシンボリズムは、現実の感情的なすべての側面を探るべく、ボードレールの唯一無二の傑作「悪の華」*を含む文学・詩、絵画、彫刻、音楽に称される傑作を目にすることができる。作品の最も内面的で隠された謎を解き明かすべく、シンボリズムは、芸術家のすぐれた精神を持って、ものの本質に迫る。その目的は、ものの内面にある本質性を解き明かし、目に見え、聞こえるようにすることであり、より純粋で、より激しく、現実の単なる客観性を超え、芸術家ジョバンニ・セガンティーニ、ジェームス・アンソール、ギュスターヴ・モロー、オディロン・レドン、アルノルド・ベックリンらの最高峰の解釈に見られる、夢のイメージやメタファーを駆使した空想の探求である。ミラノにおける「シンボリズム」展は、訪問者に、印象主義を克服した純粋なシンボリズム様式を通じて、自然の本質を探る意義深い作品を提示する。人間の精神が、目に見えるものの向こう側を探るよう備える時に体験する広範囲の感覚を通して、特権や寓意、夢のような雰囲気、悪夢、そしておぞましい幻覚を、ある現実から離れたところで表現している。

*「悪の華」= 詩人の生誕から死までを退廃的、官能的に表現した、フランスの詩人・評論家シャルル・ピエール・ボードレール唯一の韻文詩集。象徴主義詩の始まりとされ、各国の詩人たちに多大な影響を与えた作品をモチーフに展示会が構成される。

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